夏の本番前にやるべき!エアコン試運転とフィルター掃除で、補助金終了後の電気代を抑える方法
夏の暑さが本格的になる前に、ぜひやっておきたいのがエアコンの「試運転」と「フィルター掃除」です。
最近は電気代の補助金が終了したこともあり、家計への負担が気になっている方も多いのではないでしょうか。実は早めにお手入れをして効率よく運転できるように整えるだけで、冷房の効きが良くなり、無理なく電気代を抑えることにつながります。
「まだ暑くないから大丈夫」と後回しにせず、今のうちに準備を済ませておけば、いざ猛暑がやってきても安心です。今回は誰でも簡単にできるチェック方法と、節約に効くお掃除のコツを優しく解説します。家族みんなで涼しく快適な夏を迎えましょう!
目次
1なぜ6月から負担が増える?なんとなく使うのは危険な理由
冷房が欠かせない夏本番を前に、家計を守るための対策を今のうちに実践しておきましょう。
なぜ6月から電気代が上がるの? 重要
実は、2026年の初めから続いていた「電気・ガス料金支援(補助金)」が、3月使用分(一般的に5月請求分)をもって一旦終了となりました。これまでは使用時期に応じて1kWhあたり最大4.5円の補助が実施されていましたが、6月の請求分からはこのサポートがなくなります。
さらに2026年度は「再エネ賦課金」も値上がりしており、同じだけ電気を使っても昨年より請求額が膨らみやすい状況です。
「なんとなく使う」が家計のピンチに
これまでは「補助金」があったおかげで、多少無駄にエアコンを使っていても家計へのダメージは一定に抑えられていました。しかし、多くの電力会社では、春以降の請求分から補助終了の影響が反映されています。
「なんとなく」の設定温度を下げすぎる、「なんとなく」フィルター掃除を後回しにするなどの小さな油断が今年の夏はダイレクトに数千円、数万円という単位で家計を直撃する可能性があります。
故障が重なれば「ダブルパンチ」
フィルターがホコリで詰まっていると、エアコンは「設定温度にならない!」と必死にフルパワーで動き続けます。この「無理な稼働」こそが、電気代を爆発させる最大の原因です。
夏本番になってから故障に気づくと、冷房が効かない不快感に耐えながら、高額な修理代や買い替え費用を捻出しなければなりません。最盛期は修理予約が取りづらくなることもあります。
2「冷えない」「臭う」を未然に防ぐ!5月中にチェックすべき3つの項目
本格的に暑くなってから「冷えない!」「臭う!」と慌てないために、5月中にチェックしておきたい3つのポイントをまとめました。
5月中にやるべきチェックリスト
まずは基本のフィルター掃除です。フィルターにホコリが溜まっていると、空気を吸い込む際によけいなパワーを使ってしまい、電気代が跳ね上がります。掃除機でホコリを吸い取り、汚れがひどい時は水洗いをしましょう。水洗いした後は、完全に乾かしてから取り付けてください。湿ったままだとカビの原因になります。これだけで冷房の効きがグンと良くなりますよ。
5月のうちに一度、エアコンに「本気」を出させて故障がないか確認しましょう。設定温度を一番低い温度(16〜18℃くらい)にして、10分ほど冷房運転をします。ちゃんと冷たい風が出ているか、変な音がしないかを確認してください。もし冷えが悪い場合は、ガス漏れや故障の可能性があります。修理業者が混み合う真夏になる前に相談できるのが、今の時期にやる最大のメリットです。
意外と見落としがちなのが、外にある室外機です。室外機は「お部屋の熱を外に逃がす」役割をしています。室外機の吹き出し口の前に、荷物やプランターを置いていませんか?周りに物があると、熱をうまく逃がせず、エアコンが一生懸命働こうとして電気をたくさん消費してしまいます。風通しを良くしておくだけで、冷房効率がアップします。
3たった10分の掃除で電気代が○%変わる?フィルター清掃の驚くべきコスパ
エアコンのフィルターにホコリが溜まると、空気を吸い込む際により大きなパワーが必要になります。これは私たちがマスクを何枚も重ねて全力疾走するようなもので、機械に大きな負担がかかっている状態です。フィルターを掃除するだけで空気の通りがスムーズになり、無駄な電力消費を抑えられます。2週間に1回程度の掃除を習慣にするだけで、シーズンを通すと数千円単位の節約に繋がることもあります。
特別な道具は必要ありません。 いきなり水洗いするとホコリが固まってしまうため、まずはパネルを開けて表面のホコリを吸い取ります。汚れがひどい時はシャワーで流します。この時、「裏側」から水を当てるのがコツです(表から当てるとホコリが詰まってしまいます)。タオルで水分を拭き取り、陰干しで完全に乾かします。水分が残っているとカビの原因になるので注意しましょう。
4冷房効率を最大化する!設定温度を上げるための「合わせ技」
環境省が推奨する「28度」という数字は、あくまで室温の目安です。ただ、28度設定だと少し暑く感じることもありますよね。そこで、電気代を抑えつつ体感温度を下げる工夫を組み合わせましょう。
扇風機やサーキュレーターを「上」に向ける おすすめ
冷たい空気は足元に溜まる性質があります。扇風機を併用して、お部屋の空気をぐるぐる回してあげましょう。風が体に当たると体感温度が2度ほど下がると言われています。環境によって差はありますが、エアコンの設定温度を1度上げるだけでも約10%の節電効果が期待できるため、扇風機との併用は非常に効果的です。
「窓の外」で熱をブロックする
実は、お部屋に入ってくる熱の約7割は「窓」からやってきます。カーテンを閉めるのも良いですが、さらに効果的なのがすだれやよしずを窓の外に設置することです。日光を部屋に入れる前に外側でシャットアウトするのが、冷房効率を上げる最大の秘訣です。
室外機の周りをスッキリさせる
意外と見落としがちなのが、外にある「室外機」です。周りに荷物を置いたり、雑草が生い茂ったりしていませんか?室外機が熱をスムーズに逃がせるよう、周囲を片付けて風通しを良くしておきましょう。
「自動運転」が一番の節約術
「弱」で運転したほうが節電になると思われがちですが、実は「自動運転」が一番効率的です。スイッチを入れた直後の一番パワーが必要な時は一気に冷やし、涼しくなったら安定運転に切り替えてくれるからです。
5. まとめ
いかがでしたでしょうか。本格的な暑さがやってくる前に、少しだけ時間を取ってエアコンのメンテナンスをしておくことが夏を快適に、そしてお財布に優しく過ごすための「転ばぬ先の杖」となります。
「いざ使おうとしたら動かない!」というトラブルを避けるため、今のうちに冷房を回して異常がないか確認しましょう。修理業者が混み合う前の今がチャンスです。フィルターのホコリを取り除くだけで空気の通りがスムーズになり、余計な電気代を使わずに効率よくお部屋を冷やすことができます。電気代の補助がなくなっても、日々のちょっとした工夫で負担は減らせます。サーキュレーターの併用や設定温度の工夫もあわせて試してみてください。
エアコンの準備を整えることは、家計を守るだけでなく、皆さんの健康を守ることにもつながります。「まだ早いかな?」と思う今の時期こそが、ベストタイミングです。少しの手間で、今年の夏を笑顔で乗り切りましょう。

