【2026年】和歌山の桜名所5選
2026年 春 — 和歌山 桜名所ガイド

紀州の豊かな自然と歴史ある城下町が薄紅色に染まる季節。2026年は例年より少し早い開花が予想されており、今から計画を立てておきたいところです。

関西最速の開花宣言で知られる古刹から、湖面に桜が映り込む山奥の絶景まで——和歌山ならではの5か所を厳選しました。

1
紀三井寺
和歌山市関西最速の開花
紀三井寺
朱塗りの楼門と春桜

境内の標本木が咲くと近畿地方の開花宣言が出される——紀三井寺は「関西に春を呼ぶお寺」として知られています。231段の結縁坂を登りきった先から見下ろす桜の景色は、登った人だけに与えられるご褒美です。

結縁坂からの眺望

頂上から望む和歌浦の海と市街地。登りが辛ければケーブルカーを使っても、絶景には変わりません。

夜桜ライトアップ

朱色の楼門が桜とともに浮かび上がる夜の境内は、昼間とまるで別世界の静けさに包まれます。

見頃の目安
3月中旬〜下旬(関西でもっとも早い)
アクセス
JR紀三井寺駅から徒歩約5分
2
和歌山城
和歌山市約450本・夜桜
  
和歌山城
朱塗りの楼門と春桜

白い天守閣と石垣に桜が重なる景色は、和歌山市民が春ごとに確かめに来る風景です。約450本が咲き誇る城郭は、どの角度から切り取っても絵になります。

歩き方のコツ。重要文化財「岡口門」から「二の丸庭園」へ抜ける並木道は桜のトンネルになります。一の橋付近のしだれ桜はソメイヨシノより少し早咲きで、足を止める人が絶えません。

ライトアップ
日没〜22:00(例年)/ぼんぼり約100本・提灯400個
隠れた絶景
市役所前のお堀に映る逆さ桜は風のない夜限定
見頃の目安
3月下旬〜4月上旬
3
根來寺
岩出市約7,000本
    
和歌山城
朱塗りの楼門と春桜

国宝「大塔」の背後に約7,000本の桜が広がる境内は、広さと静けさのバランスが和歌山随一です。有名観光地と比べて混雑が少なく、ゆっくりと桜の中を歩けるのが根來寺の大きな魅力でもあります。

参道の桜トンネル

参道は満開期に桜のトンネルになります。頭上を覆う花を仰ぎながら歩く時間は、ここにしかないものです。

大門ライトアップ

重要文化財「大門」が夜に浮かび上がる様子は、静かで深みのある美しさ。昼間とはまるで別の場所のようです。

早咲きポイント
「もみじ谷公園」周辺は日当たりの関係で一足早い開花
見頃の目安
3月下旬〜4月上旬
アクセス
京奈和道「岩出根来IC」から車ですぐ
4
七川ダム湖畔
古座川町日本さくら名所100選
和歌山城
朱塗りの楼門と春桜

「日本さくら名所100選」の一つ。約3,000本のソメイヨシノが周囲5キロメートルにわたって続くこの場所は、桜の季節に車で走るだけで息をのむほどです。

静かな湖面に映り込むピンクの並木。山の緑、空の青、水面の桜——この三つだけで構成された景色は、人工物のない自然の美しさを改めて思い知らせてくれます。ライトアップが行われる年は、湖面へのリフレクションがさらに幻想的になります。

見頃の目安
3月下旬〜4月上旬
早咲き情報
古座川町内「佐田の桜」は満開前から楽しめる
5
平草原公園
白浜町海を望む丘の桜
和歌山城
朱塗りの楼門と春桜

高台に立つとすぐそこに青い海が広がる——白浜という土地のよさが凝縮されたような場所です。約2,000本のソメイヨシノに加え、10種類以上の品種が時期をずらして咲くため、訪れるタイミングを選ばず楽しめます。

桜まつり
2026年3月25日(水)〜4月5日(日)開催予定
ライトアップ
4月1日まで予定。キッチンカーの出店あり
珍しい品種
鬱金桜(ウコンザクラ)など希少品種も見られる
見頃の目安
3月下旬〜4月上旬
まとめ

5か所それぞれに異なる桜の顔があります。早さを求めるなら紀三井寺へ、スケール感を楽しむなら根來寺や七川ダムへ、夜桜なら和歌山城へ。

場所ごとに見頃の時期が数日ずれるため、旅程を少しずらすだけで複数の名所を満開で巡ることも可能です。今年の春、ぜひ和歌山を候補に入れてみてください。